ダナン旅行の朝、まだ暗いうちに起きてビーチへ向かう——正直めんどくさそうに聞こえますよね。私も最初はそう思っていました。でもマンタイ(Mân Thái)ビーチの早朝SUPは、2人乗りのボード1台で約900円。日の出を海の上から眺めて、シュノーケルでサンゴを覗いて、シャワーを浴びて7時半には解散。ホテルの朝食にちゃんと間に合います。
そして何より、泳ぎに自信がなくても大丈夫でした。ライフジャケットは全員着用が必須、ボード5台につき1人のガイドさんが常に周りにいて、怖くなったらすぐ横まで来てくれます。この記事では、料金・時間・持ち物・予約方法まで、実際に参加してわかったことをまとめます。

この記事でわかること
- ダナンのSUP体験の料金(日本円の目安つき)と、何が料金に含まれているか
- 泳げない人・初めての人でも安心して参加できる理由
- 朝5時集合から7時半解散までの流れ
- ここでしかできない、ちょっと変わった楽しみ方
- マンタイビーチのレンタル店の連絡先と、予約のコツ
料金は2人で約900円|ダナンのSUPが安すぎる話
まず料金から。SUPは1台に2人まで乗れて、その1台あたりの値段です。つまり2人で行けば1人約450円。日本でSUP体験を予約すると1人5,000〜8,000円くらいはするので、そのギャップにいちばん驚きました。
| 曜日 | 1台(2人まで) | 1人あたり |
|---|---|---|
| 月〜金 | 約150,000ドン(約900円) | 約450円 |
| 土・日 | 約170,000ドン(約1,020円) | 約510円 |
しかもこの値段、ボードを借りるだけの料金ではありません。以下がだいたいどのお店でも標準でついてきます。
- ガイドによる漕ぎ方のレクチャー(出発前に基本を教えてもらえます)
- ボードとパドル一式
- 海の上に同行するガイド(ボード5台につき1人が目安)
- ライフジャケット
- 浜辺の無料ロッカー(サンダル・着替え・貴重品を預けられます)
- 携帯電話用の防水ケース
- ミネラルウォーターと軽い菓子パン
- サンゴを見るためのゴーグルとシュノーケル
- 写真撮影のお手伝い
正直、防水ケースとロッカーが無料でついてくるのはありがたかったです。ビーチに荷物を置きっぱなしにする不安がないので、海の上に集中できます。
追加でお願いできるもの
| 内容 | 料金の目安 |
|---|---|
| 写真・動画の撮影 | 店舗により異なるため要確認 |
| ホンスップ(Hòn Sụp)から岸まで丸舟でけん引 | 無料 |
| ホンスップで食べるイカ入りインスタント麺 | 約300円(約50,000ドン)/1杯 |
| 足ヒレ(フィン)のレンタル | 約900円(約150,000ドン)/1組 |
※日本円は記事作成時点(10,000ドン=約60円)の目安です。為替レートや店舗によって変動します。料金とボードの空き状況は、行く前に必ずご確認ください。
泳げなくても大丈夫|怖くなったら必ず誰かが横にいます
「海の上に立つ」と聞くと身構えてしまう人も多いと思います。ここが、行く前にいちばん気になっていたところでした。
結論から言うと、ライフジャケットの着用は例外なく全員必須です。これは店側のルールで、着けていないと海に出してもらえません。オレンジのジャケットを着ていれば、落ちてもそのまま浮きます。実際、海に入って泳いでいる参加者もたくさんいました。

そしてボード5台につき1人、ガイドさんが海の上を一緒に移動してくれます。転んでも、バランスを崩しても、少し離れてしまっても、たいてい数十秒で誰かが漕いで近づいてきます。言葉が通じなくても身振りで十分伝わりますし、ベトナム語も英語も日本語も混ざったやりとりで、逆にそれが楽しかったです。
参加者どうしの距離が近いのも、この場所の空気だと思います。ボードがぶつかると笑い合って、写真を撮ってあげて、誰かが立ち上がると拍手が起きる。ひとり参加でも浮かないというか、気づいたら周りの人と一緒に盛り上がっていました。日本のアクティビティより、良い意味でゆるいです。
もうひとつ安心材料。帰りに疲れてしまっても、ホンスップから岸までは丸舟(バスケットボート)が無料でけん引してくれます。「行きは頑張るけど帰りが不安」という人でも、逃げ道が用意されているのは大きいです。

そもそも「立たなければいけない」わけでもありません。座って漕いでいる人、寝転がって浮いているだけの人、半分泳いでいる人——みんな好きにしています。無理に立とうとして疲れるより、座って景色を眺めていたほうが気持ちよかったです。
朝5時集合|サンライズSUPの流れ
SUPは1日2回、朝と夕方に開催されています。初めてなら断然、朝がおすすめです。日中のダナンはかなり暑くなりますが、朝5時台の海はまだ涼しく、水も穏やかです。
| 回 | 時間帯 |
|---|---|
| 朝の回(おすすめ) | 5:00〜7:30 |
| 夕方の回 | 15:00〜18:30 |
朝の回の当日スケジュールはこんな感じでした。
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 5:00 | 集合。準備体操をして、漕ぎ方の基本レクチャーを受け、道具を受け取ります |
| 5:30 | 出発。あとは自由に漕いで、日の出を眺めたり、泳いだり、写真を撮ったり |
| 7:00 | 岸へ戻る。真水のシャワーを浴びて、預けた荷物を回収 |
| 7:30 | 解散 |
※天候や当日の参加人数によって前後します。

写真で伝わるでしょうか。この日は平日でしたが、海の上にはかなりの人数がいました。ほとんどが地元ベトナムの若い人たちで、観光客向けというより「地元の朝の習慣」に混ぜてもらっている感覚に近いです。
そして地味に大事なのが、終わったあとに真水のシャワーがあること。塩と砂を落としてから街に戻れるので、その足で朝ごはんに行けます。
ここが独特|海の上でインスタント麺、足元にサンゴ
ただ漕ぐだけではありません。マンタイのSUPには、日本ではまず体験できない要素がいくつかあります。
- ホンスップ(Hòn Sụp)で食べるイカ入りインスタント麺:沖の岩場エリアまで漕いでいくと、その場で温かい麺が食べられます。1杯約300円。海に浮かびながらすする麺は、味というより体験として記憶に残ります
- シュノーケルでサンゴを見る:ゴーグルとシュノーケルは料金に含まれています。ボードを降りて顔をつけると、そのまま海の中が見えます
- 丸舟でのけん引:ベトナムの海でよく見かける、あの丸いかご状の舟です。これに引っ張ってもらいながら岸に戻る時間も、なかなか他所では味わえません

写真好きな人にとっては、それだけで行く価値があると思います。水面が鏡みたいになる時間帯があって、逆光のシルエットがきれいに撮れます。防水ケースが付いてくるので、携帯電話をそのまま持って出られるのも助かりました。

服装と持ち物|初めてでも失敗しないコツ
- 動きやすい服装で。長袖は漕ぐときに引っかかるので避けたほうがいいです。水着の上にシャツ1枚くらいがちょうどいいと思います
- 日焼け止めは必須。朝でもベトナムの日差しは強く、水面の照り返しもあります
- 出発前の準備体操はしっかり。翌日の筋肉痛がだいぶ違います
- 携帯電話を持って出るなら、防水ケースの口がきちんと閉まっているか自分でも確認を
- ライフジャケットは最後まで脱がないこと。安全のための決まりです
- 漕ぐときは左右を交互に、均等に。片側だけだとその場でぐるぐる回ります
- 指定されたエリアの外には出ないこと。ガイドの指示をよく聞いてください

予約はフェイスブックかインスタグラムが早い
マンタイビーチには、SUPのレンタル店が何軒も並んでいます。予約なしで行ける店もありますが、事前に連絡しておくことを強くおすすめします。理由は2つ。ボードの空きを確保できることと、天候が悪くて中止になる場合に早めに知らせてもらえることです。朝5時に行ってから中止を知るのは、さすがにつらいです。
連絡は電話よりも、フェイスブックやインスタグラムのメッセージのほうがスムーズでした。文字なら翻訳も使えますし、返信もわりと早いです。
| 店名 | 電話 | メッセージ窓口 |
|---|---|---|
| Vùng Chill(ヴン・チル) | 0799 486 263 | フェイスブック/インスタグラム |
| Go N Chill(ゴー・アンド・チル) | 0779 162 069 | フェイスブック/ティックトック |
| AQUA SUP(アクア・サップ) | 0766 778 816 | フェイスブック |
| Tùng Lê SUP(トゥン・レー・サップ) | 0702 662 242 | フェイスブック |
| Tí SUP(ティー・サップ) | 0905 902 075 | フェイスブック |
| Chèo SUP Huỳnh Phương(フイン・フオン) | 0935 897 772 | 電話のみ |
いずれもマンタイビーチ沿いにあります。上記は参考情報です。料金・開催時間・当日の海の状況は、直接連絡して確認してから向かってください。
中止になることもある|天候のこと
SUPは天気と海の状態にかなり左右されるアクティビティです。雨の日や波が高い日は、安全のため中止になります。これは残念なことではなく、むしろ安心できるところだと思いました。無理に出さない判断をしてくれる店を選びたいです。
- 晴れていて、海が穏やかで、波が高くない日に開催されます
- 予約しておけば、中止の連絡を前日や当日早朝にもらえます
- 旅程の初日ではなく、予備日を作れる日程に組み込むと安心です
ダナンの季節ごとの天気については、ダナンの天気とベストシーズンの記事もあわせてどうぞ。海に入れる時期を月別にまとめています。
アクセス(地図)
マンタイビーチはダナン中心部から北東へ、配車アプリ(グラブ)で約15分です。早朝は道が空いているので、もう少し早く着くこともあります。前夜のうちに配車アプリで時間指定をしておくか、宿泊先のフロントにタクシーを頼んでおくと確実です。ミーケービーチ沿いの宿からなら、海沿いを北上するだけなので迷いません。
基本情報
| アクティビティ | SUP(スタンドアップパドルボード)体験 |
| 場所 | マンタイビーチ(Mân Thái Beach)、ダナン市ソンチャ区 |
| 開催時間 | 朝 5:00〜7:30/夕方 15:00〜18:30(1日2回) |
| 料金 | 1台2人まで/平日 約900円・土日 約1,020円(1人あたり約450〜510円) |
| 含まれるもの | ボード・パドル・ライフジャケット・ガイド同行・無料ロッカー・防水ケース・飲み物と軽食・シュノーケル一式 |
| 追加料金の例 | イカ入りインスタント麺 約300円/足ヒレ 約900円 |
| ガイドの人数 | ボード5台につき1人が目安 |
| 予約 | フェイスブックまたはインスタグラムのメッセージが確実 |
| 中止条件 | 雨天・波が高い日は安全のため中止 |
| 設備 | 浜辺に真水のシャワー・無料ロッカーあり |
| アクセス | ダナン中心部から配車アプリ(グラブ)で約15分 |
| 近くの見どころ | ソンチャ半島/リンウン寺/マンタイ漁港の朝市 |
こんな人におすすめ
- ダナンの定番観光地は回ったので、体を動かす何かを足したい人
- できるだけ安く、でも記憶に残る体験がしたい人
- アクティビティは好きだけど、泳ぎに自信がない人
- 朝型の旅をしたい人(午前中がまるまる残ります)
- 写真を撮るのが好きな人
- ひとり旅で、現地の人と少し交流してみたい人
まとめ
2人で約900円、所要2時間半、終わったらシャワーを浴びて朝ごはんへ。費用対効果でいうと、ダナンで体験できるアクティビティの中でもかなり上位だと思います。
そして何より、ライフジャケットとガイドがある状態で海に浮かんでいる時間は、想像していたよりずっと穏やかでした。怖くなったら手を挙げれば誰かが来る、疲れたら丸舟が引いてくれる。その前提があるだけで、初めてでも安心して楽しめます。
ダナンで朝の予定が空いている日があるなら、1日だけ早起きしてみてください。前日にメッセージを1通送っておくだけで準備は完了です。



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